議会レポート
Question

1.環境保全への取り組みについて

(2)京浜の森づくり

【ア】
 続いて、一層の推進が望まれる「京浜の森づくり」について伺います。

 本事業は、同じ既成市街地の中でも、工業地帯という土地利用が全く異なる地域での緑化の取り組みであります。昨年の決算特別委員会・局別審査においては、平成16年度、末広地区でのモデル地区緑化計画の策定に取り組んでおり、他のモデル地区での緑化計画についても、17年度以降順次策定していく考えであると、我が党の高橋団長の質問に答弁されております。

 そこで、平成17年度の主な事業内容について伺います。

 末広地区で、
<1>公共用地や借地公園制度を活用した公園整備計画の推進
<2>鶴見川河川敷を利用した緑化の検討
等を企業等と協働して取り組んでまいります。

 また、京浜の森づくりを進めるために、新たな地区で緑化計画を策定していくとともに、企業が行う緑化への助成などの支援を考えてまいります。


【イ】
 2地区目のモデル地区緑化計画を策定していくわけですが、具体的にはどの地区で策定していくのでしょうか。
 アメリカ企業の進出拠点があるほか、近年立地する先端産業が、研究開発機能の強化を進めております、神奈川区の新子安・守屋・恵比須地区などを考えております。


【ウ】
 鶴見区内に続いて、神奈川区内でも地区緑化計画が策定されることにより、京浜の森づくりが区域全体に広がっていくことが期待されます。

 では、この地区での緑化計画の目標については、どのような内容を考えているのでしょうか。
 緑化計画の目標につきましては、地区における緑の総量や緑の質、配置などを柱としていくことを考えておりますが、今後、市民や企業の方々など関係する皆様と計画を策定していく中で、具体的に検討してまいります。


【エ】
 緑化の主体となる民間事業者にとりましては、敷地の利用範囲が狭くなることや、緑化にかかる費用の捻出など、考え方は理解しても実施に踏み切れない面があろうかと思います。こうした事業者へは助成が必要です。

  では、助成の対象をどのように考えているのでしょうか。
 助成の対象については、現在検討を進めているところですが、工場、事業所等を単に緑化するだけではなく
<1>敷地の公開が可能なこと
<2>地域景観の向上に寄与できること
<3>市民との協働により緑化を行うこと
などの公益性についても併せて検討したいと考えております。


【オ】
 市が助成制度を設けることにより、京浜臨海部で公益性に配慮した緑化が検討、実施されていくことになると思われますが、助成をすることによって、どのような効果を期待しているのでしょうか。
 緑が増えることにより、市民の活動の場や憩いの場ができ、企業と地域との交流が促進されるとともに、地区全体の環境改善がはかられ、また、企業のイメージアップにもつながるものと考えております。


(要望)
 京浜臨海部は古くからの埋立地に工場、事業所等が多く立地してきたという経緯から、民有地が多いことは承知しておりますが、昨年6月に末広町で3,000平米に1万本の植樹を900人の市民・企業との協働で実施したとうかがいました。この「ふるさとの緑植樹祭」のように、公有地の緑化も積極的に進めていく必要があると考えます。京浜地区が重厚長大産業から先端産業へ転換されていく今こそ、緑化を図ることは不可欠です。

 今後とも、官民の協働により、地区緑化計画の目標を達成できるよう事業を進め、京浜の森づくりが進んでいくことを要望いたします。

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