議会レポート
Question

3.公園愛護会活動支援事業について


(1)
 次に公園愛護会活動支援事業について伺います。
 横浜には約2,500箇所の、非常に多くの公園があります。その約9割の公園では、市民により結成された公園愛護会があり、日常の清掃や除草などの公園を支える活動を行っています。

 この公園愛護会制度は、昭和36年に、全国に先駆けて横浜で生まれた制度と聞いていますが、この横浜では、以前からこのような市民が主体となった活動が、継続して行われていることは、すばらしいことであると思っております。
 一方で、長期にわたる制度の運用では、愛護会の会員の高齢化や少数化などの課題が生じてきていると聞いています。

 当局においては、このような課題を抱えている愛護会への支援の強化や拡充の取り組みを行っていますが、平成17年度の公園愛護会活動支援の内容について伺います。

 身近な公園の管理を区へ移管することに伴い、現在、4公園緑地事務所に各1名配置している愛護会担当者を、18区に各1名配置し、支援体制の強化を図ります。

 また、事務経費などにあてる活動費に加え、道具や材料の支給・貸与などを行います。


(2)
 愛護会担当者が4名から18名に増員されるようですが、愛護会担当者の役割と期待される効果はどの様なものでしょうか。
 個々の愛護会からの要望への対応や活動への相談、アドバイスなどがこれまで以上にきめ細かくできることとなります。

 これにより、愛護会活動が全体的に活性化されるとともに、市との連携の強化が一層図られるものと考えます。


(3)
 愛護会の活動には、「愛護会費」として資金補助が支給されていますが、活動実態に合っているのか、透明性の確保の面からも気になるところです。
 今回支給の見直しを行うということですが、公園愛護会会費の支給の見直しの内容はどうか伺います。
 現在の「公園面積による愛護会費一律支給」を改め、活動実態に応じた「経費や道具、材料の支給・貸与」を行います。

 道具や材料については、
<1>ごみ袋や軍手などの消耗品
<2>ほうき、熊手などの道具の支給
<3>草刈機、カマなどの貸与
を行います。

 これらにより、今まで以上の愛護会の活動実態に応じた支援ができると考えています。


(4)
 また、愛護会においては、清掃・除草だけではなく、活発にさまざまな活動を展開している場合もありますが、愛護会の発展的な活動については、どのような支援を行っていくのでしょうか。
 一般的な活動にとどまらず、特色のある活動を行っている愛護会については、道具・材料の支給や貸与などとともに、技術指導などの要望に応じた支援を行ってまいります。


(5)
 事業の内容について質問してきましたが、公園愛護会活動支援事業に期待される効果はどのようなものでしょうか。
 身近な公園の管理を、地域にお住まいの方々が、自主的、積極的に管理していくことで、公園に対する愛着が生まれることで地域が活性化され、コミュニケーションの一層の向上が図られるものと期待しております。


(6)
 さらに、「愛護会」に類似した活動として、昨年1月から山下公園では、近隣住民みずからが、山下公園の芝生をもっとよくしようと発意し、「芝生ボランティア」と称する取り組みを始めています。
 私も、近所の方に声を掛けて頂き参加していますが、芝の雑草が少ない現在は、健康づくり運動も兼ねた活動とするなど、世話人の方が新たな工夫もしてくださっています。

 こうした、「公園愛護会」とは違う取り組み方について、当局はどのように評価し、支援していくのでしょうか。
 山下公園のような観光客が多く利用する公園では、従来、愛護会活動が成立しにくい状況がございました。しかし、「山下公園芝生ボランティア」が発足し、市と協働して活動を続けていることは、大変すばらしいとこと感じております。

 本市としましても、ボランティア団体等との協働により良好な維持管理が図られ、公園の魅力が一層高まると考えており、こうした活動について応援を進めてまいります。


 さまざまな形での「官民協働」が試みられるなかで、17年度から始まる、身近な公園管理の区・移管には、そのメリットをいかした当局の対応が期待されていますので、年度当初の混乱がないように準備をしていただきたいと思います。

 また、制度の見直しについては十分に公園愛護会に説明を行っていただき、理解を得ながら進めてほしいと思います。

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