子どものころには判らなかった「蕎麦の味」に、こだわりを持つようになった今日このごろ。おいしいお蕎麦を食べると、とても贅沢な気持ちになります。大人になった証拠でしょうか・・
最近は、そば打ちを趣味とする人も増え、そばに関する薀蓄を耳にすることもしばしばです。
そんな「そば好き」が憧れてしまうようなお店が、今回ご紹介する「手打ちそば 百花」です。
JR山手駅の改札口から歩いて2分。改札口を背に左方向に横断歩道を渡れば、立野小学校向かい側に看板が見えてきます。
ご夫婦お二人で仲良くお店を切り盛りされている佐々木さん。実はこちらのご主人、もともとは某大手音響メーカーの技術者だった方。趣味で始めたそば打ちを本格的に修行し、いまや第二の人生の本業として楽しくがんばっていらっしゃる姿は、サラリーマンの理想像ともいえます。
もちろん、お店を出すからにはお客様に喜ばれ、何度も足を運んでいただけるように、と努力は欠かしません。サラリーマン時代に、技術者として国内はもとより、世界中を廻りながら鍛えた味覚で素材を見極め、ご自身で納得のいく品質を維持するため、お料理上手な奥様と議論を交わしながらメニューを作っていらっしゃるようです。
主役のそばは、季節によって茨城の日立産のものと北海道の幌加内産のものを使い分けているとのこと。
そば湯はねっとりと濃厚でルチンたっぷりという感じ。他所ではなかなか味わえない美味しさではないでしょうか。
店内は、モダン民芸とでもいいましょうか、ご夫妻の人柄そのままの、温かさが心地よい空間です。夜は、予約によりコース料理もあり、そば焼酎や日本酒とともに楽しむことができます。手が空けば、ご主人も談笑の輪のなかに。サラリーマン時代のご友人が、かわるがわる予約をされるというのも頷けます。 |