風薫る五月。ツバメが盛んに飛び交っています。
新聞に「人生初めてのボランティア」という広告が、赤ちゃんの写真とともに掲載されていました。「日本さい帯血バンク支援ボランティアの会」のものです。
当初は「小児医療」のイメージが強かったさい帯血移植ですが、最近では急性白血病など大人への移植が定着してきています。
98年4月保険が適用され、それまで移植・治療に要した1,000万円という患者負担が月額5万円程度に済むようになったこと、99年8月に国が支援する「日本さい帯血バンクネットワーク」が設立されたことが多くの人へ移植・治療の可能性を広げました。
03年度には骨髄移植とほぼ同数の734件の移植が行なわれ、今年3月末には2、264症例を数えるまでになったそうです。
97年夏、はまよつ敏子参議院議員を中心に行なった「公的さい帯血バンク設立と保険適用を求める署名運動」の開始以来、7年がかりで医療の新しい流れが、大きく育てられたことになります。この間の「日本さい帯血支援ボランティアの会」(有田美智世代表)の活動や、目的に賛同し協力を惜しまなかった多くのお母さん・赤ちゃんに、感謝と敬意を表したいと思います。
「新しい命が救う、もう一つの命」・・・善意のネットワークをさらに強固にするための、いっそうの法整備等が望まれています。
※日本さい帯血バンクネットワークHP
http://www.j-cord.gr.jp/