2007年は、中区区制80周年!
周辺に大学病院などが集まる、JR御茶ノ水駅のバリアフリー化を求める患者さんたちの署名運動が行われているそうです。かつて私も「中央線族」だったので、ときどき御茶ノ水駅を利用しましたが、お堀に面したホームには段差があり、階段も狭くて急で、元気な若者だった私にもきつかったことを覚えています。
私がJR山手駅のバリアフリー化を急がねばと思ったきっかけも、初当選直後、人工透析のため電車を利用するという60代の婦人との出会いでした。「往きも大変だけれど、透析を終えて疲れきった体で、あの階段を降りるのがつらい。何度も休みながら一段一段降りるんです。」とのこと。バリアフリーというと、足の障害をお持ちの方のためと考えがちですが、こうした内疾患の方にとっても、切実な問題なのだと気づかせていただきました。なんとか早期実現を、と横浜市、JRに働きかけてきましたが、そのご婦人は先年亡くなられました。喜んでいただくことができず、残念な思いでいっぱいです。
2000年に、公明党が強く推進し施行された「交通バリアフリー法」の基本方針では、2010年までに、1日当たりの平均的な利用者数が5,000人以上の全ての旅客施設について、原則としてバリアフリー化を実施する等の目標を掲げており、JR東日本横浜支社としても、山手駅のバリアフリー化を視野に入れ検討しているとのことです。
しかし、山手駅のように駅敷地に余裕のない構造では、駅構内だけでバリアフリー化することには非常な困難があることが想像できます。06年7月に公明党中支部が主体になって実施したアンケート調査では、駅と周辺の使い勝手の改善を求めるお声が多数寄せられており、この際ぜひ、駅周辺の道路利用の見直しや商店街の活性化も含めた『山手駅周辺再整備』を、横浜市としても具体的に検討すべきと考えます。同時に、JR石川町駅南口の周辺再整備にも強いご要望があり、横浜観光の拠点駅でもある石川町駅南口周辺の改善は観光都市横浜として取り組むべき重要課題であるとも思います。
「新交通バリアフリー法」でバリアフリーの面的展開が期待され、「横浜市福祉のまちづくり推進指針」見直しの節目となる2007年は、折りしも中区区制 80周年のお祝いの年でもあります。記念イベント開催とともに、駅というまちづくりの骨格部分の再整備にも記念事業として取り組むべきではないでしょうか。
|