横浜市会議員 中区選出 福島直子

私の目線から

港湾施設の老朽化対策を考える。

2012.08.09

港湾局によると、横浜港には235の岸壁や護岸といった港湾施設があります。このうち、コンクリート構造物の強度の節目となる「建造後50年以上」を経過しているものが現在48施設あり、20年後には半数近い115施設が50年以上となるそうです。

舗装のひび割れ、桟橋の錆になどについて、「施設の長寿命化のために鉄の腐食防止などの計画的な維持補修を行っている」との説明を受けましたが、日々稼働している港を休めることなく補修作業を行うこと、また波に洗われながらの特殊な作業となることなどから一定以上の時間と予算を用意することが必要となります。

そのためにも私たち公明党が主張している「防災・減災ニューディール」のための財政出動が一日も早く実施され、地方自治体の需要に沿った配分が行われることが望まれます。   災害時の市民に必要な物資を搬送したり、首都圏の経済活動を維持するために、横浜港の老朽化対策に早め早めの手を打ち、機能喪失を避けることが絶対に必要だからです。

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